プチプレゼントとは?
みなさんは、他人にプレゼントを贈った経験、そしてプレゼントを贈られた経験はありますか?おそらくほとんどの人は、どちらの経験もしたことがあるのではないでしょうか。まず、子どものころは両親や祖父母から、人によっては友達から誕生日プレゼントやクリスマスプレゼントをもらうことが多いと思います。
大人になってからは両親にプレゼントを渡すようになる人も多いでしょう。父の日や、母の日、両親の結婚記念日、還暦など長寿を祝う行事など。そして、彼氏や彼女ができれば、誕生日プレゼントやクリスマスにプレゼントを贈りあいますよね。夫婦になってもそれは変わりません。また、大人になるとプライベートだけではなく、社会人としての自分というものが重要になってきます。
社会人としてのプレゼント
それは、とくに職場でのことだと思うのですが、職場ではたくさんの人と関わりますよね、同僚や上司、先輩、部下や後輩、職場の人間同士でもお互いの節目節目にプレゼントを贈りあうことが多いのではないでしょうか。結婚祝い、出産祝い、新築祝い、昇進祝い、退職祝いなど、われわれは実に多くの機会に、プレゼントを贈ったり、贈られたりしているのですね。
これは日本だけではありません。国を問わず、われわれ人間社会では、大切な人や、いつもお世話になっている人に慶事があったときや、人生における大切な節目にあるとき、そして社会的なイベントがある場合などには、贈り物をする習慣があります。
個人的には、バカラのグラスをもらったことがあります。社会人らしいな、と思いました。
日本ならではのプレゼントの習慣
感謝やお祝いの気持ちは、モノやお金ですべてあらわせるわけではありませんが、やはり相手のために贈り物を一生懸命選ぶというその行為、一生懸命選んだプレゼントを渡すという行為がモノにこめられているからこそ、そのプレゼントで相手が喜んでくれるわけですね。外国では、キリスト教の影響で、キリスト教に関連した祝祭日などに、プレゼントを贈りあうことが多いのですが、日本には日本ならではの、贈り物を送りあう習慣があります。
お中元・お歳暮などなど年長者を敬う心
例をあげるとするならば、毎年訪れるものとしては、お中元・お歳暮です。これは、日本ならではの習慣ですね。海外、とくに欧米と日本で、プレゼントを贈る「機会」の違いは何かわかりますか?それは、欧米は主にプライベートでプレゼントを贈りあうことがほとんどなのに対し、日本ではいわゆるオフィシャルな、社会の一員としての「自分」という名義で、プレゼントを贈ったり、贈られたりする機会が非常に多いのです。
日本人は、古来「他者を尊重する」「年長者を敬う」という文化が根付いていますが、これを象徴するのが、まさに先ほど述べた「オフィシャルな場でのプレゼントの贈りあい」が多い理由ではないか、と私は考えています。この「他者を尊重する」「年長者を敬う」という文化は、中国の思想家である孔子が開いた「儒教」の影響が非常に強いといわれています。
プチプレゼントと日本人の心
儒教では、「年齢による序列」、後者が「他者との間の仁義」という教義があり、わかりやすく説明すると「年長者と年少者の序列は絶対で、年長者には絶対的に従わなければならない」、「他人との間の信頼関係は守り通さなければならない」ということであり、日本では江戸時代までこの儒教の考え方が非常に重要視されていました。
身分制度や主従関係を肯定するという弊害も儒教にはもちろんあるのですが、日本人の特徴である「他者や年長者を尊重する」ということは、この儒教の考え方を色濃く反映しているといえるでしょう。ですから、日本人はまずプライベートな関係よりも、他者との関係、つまりオフィシャルな関係をより重視する傾向があります。ですから、日本人のプレゼントの習慣は、オフィシャルな場面でのものが非常に多いのです。
プチプレゼントについて
個人的な思い入れなどがなくても、オフィシャルにお付き合いがあれば贈りものをしなければならないときも多々ありますが、そのようなときにとても高価な値段を毎回プレゼントにかけるわけにはいきません。そんなときに便利なのが、値段は安いけれども気のきいたサプライズプレゼント、「プチプレゼント」というものがあります。今回は、プチプレゼントについて、お話していきますね。